2013.07.13 【書籍より】塩野七生『ローマから日本が見える』

【書籍】ローマから日本が見える

機に直面したときに私たちは、ともすれば旧来の体制を『悪しきもの』『否定されるべきもの』として考えてしまいがちです。ゆえに古くからのシステムを破壊することが改革につながると思うようになるのですが、はたしてそうなのか。

参議院選挙のさなか、21日の投開票日に向けて、各党が「改革」への取り組みを有権者の皆様に訴えています。もちろんわが自民党も例外ではありません。

そこで思い出しますのが、冒頭に引用した、塩野七生氏が『ローマから日本が見える』で問いかけた問題意識です。古くからのシステムを破壊することが『改革』なのかと問われれば、私もやはり、いいえ、と答えます。

塩野氏は同書中でこうも述べられています。

ともすれば改革とは、古きを否定し、新しきを打ち立てることだと思われがちですが、けっしてそうではない。

成功した改革とは、自分たちの現在の姿を見つめ直し、その中で有効なものを取り出していき、それが最大限の効果を上げるよう再構築していく作業なのではないか。

この考え方には、私だけでなく、多くの有権者の皆様が同意されるのではないかと思います。

改革とは、破壊ではありません。わが国の現状を見つめ直し、その中で有効なものと、時代の変化によって機能不全に陥っているものとを選り分け、現在有効なものが最大限の効果を上げるよう再構築していく、その作業こそが、わが国に必要な『改革』と考えます。その営みは、華々しいものでも一過性のものでもなく、地道な、たゆまぬ努力と、理性的な判断とによって積み上げていくべきものです。

歴史上、幾多の危機を乗り越えてきたときと同様に、現在のわが国には、地道でたゆまぬ努力と、理性的な判断力によって裏打ちされた真の改革が必要です。この参議院選挙でも、その改革に参画する能力が「より」高いと考えられる候補者、そして政党はどこかという観点から、ぜひ比較検討していただきたいと思います。

Posted by hsaitoh on 2013年 07月 13日

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2012.12.21 出発点(第46回衆議院議員選挙)

去る平成24年12月16日に、第46回衆議院議員選挙が行われました。

私、斎藤ひろあきは新潟3区から立候補し、92,280票をいただいて当選しました。

次点候補者との差は16,145票足らずでした。

政権与党への大逆風下での選挙であったことを考えれば、私が全面的な支持を受けたとまでは言えない差に過ぎません。

このことを自覚し、謙虚に、しかし熱意をもって公務に精励して参ります。

(なお画像の後ろに掲示してある「祝大勝」は縁起ものであり、文言はご容赦下さい。)

首班指名を行う特別国会は12月26日(水)~28日(金)に開催されます。この辛勝の第46回衆議院議員選挙を出発点に、ふるさとのため、そして日本のため、全力で頑張って参ります。

 

Posted by hsaitoh on 2012年 12月 21日

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2012.12.03 ブログの更新を一時停止します。

書き込みが頻繁でなかった当ブログですが、多くの皆さんに励ましや共感、ご批判などの反応を頂戴し、ありがとうございました。

明日、衆議院選挙の公示日を迎えることに伴い、投開票日までの間の更新を停止致します(ブログの更新が、公選法の禁止する「規定外の文書配布」に該当するおそれがあるため。)。

このブログを通じて、多くの皆様と政策その他について対話することができました。その成果を十二分に活かして、泣いても笑ってもあと2週間、全力で頑張ります。

どうぞよろしくお願い致します。

Posted by hsaitoh on 2012年 12月 03日
  • jedihide より:

    なにはともあれ、私は自民党を支持しています。特に、安部晋三さんには、前に首相になったときから応援していました。
    斎藤さんの政策はよくわかりませんが、安部さんの憲法改正、集団的自衛権の確保・・・・
    頑張ってください。
    自民党・・応援しています。

  • おおはし より:

     斎藤さん、ご当選おめでとうございます!
     これからより良き新潟、より良き日本のために邁進してください。
     本当におめでとうございます!

  • KM より:

    当選!おめでとうございました♪これからが大変かと思いますが、頑張ってください! 期待してますよお!!(⌒‐⌒) (街宣車のなかで)後ろから、うるさく言ってたウグイスですよ!!


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2012.12.03 【お答えします】人権擁護法案について

>公式ブログで外国人参政権に関し、反対と書いておりますが、人権救済機関設置法案の賛否はどうでしょうか?自分は人権救済機関設置法案と外国人参政権で投票先について大きく比重をかけて考えているので賛否の方を教えてください。

上のご質問を電子メールでいただきましたので、お答えします。

人権擁護法案とは、独立性の高い人権擁護に関する国家機関を、裁判所を含む他の国家機関とは別個に設置し、「人権侵害」に対する速やかな人権の救済を行うという趣旨の法案です。

この人権擁護法案について、民主党は先の政権交代選挙のマニフェストに成立を目指す趣旨を記載し、今次の総選挙に向けたマニフェストでも、「人権委員会の設置に向け、人権委員会設置法を早期に制定する。」としています。

この人権擁護法案の制定には、私は反対です。

理由の第1は、人権侵害を理由に、報道に対する規制が強化されるおそれがあることです。

憲法上、報道の自由は、最も侵害されてはならない権利の一つとされています。なぜなら、報道の自由が侵害され、正しい情報が国民に伝わらなくなると、国民は選挙その他の国政に対する意思表示を通じて、国家をコントロールすることができなくなるからです。

人権侵害を理由として「迅速な救済」、例えば記事の差し止めや放送の中止などが行われ、それが国家に不都合な情報を隠すことを目的としたものであった場合、国民は正しい情報をもとに国家をコントロールすることができなくなります。

理由の第2は、人権委員会の委員の要件に国籍要件がないことです。

人権委員会は、「人権侵害」があるかないかを認定し、その行政的救済を速やかに行うという強力な国家権力を行使する権限を持ちます。その委員に外国人が就任する余地を残しておくことは、国民主権原理との関係で大きな問題があります。

外国人参政権に関する記事でも記載しましたが、わが国の国家権力の行使を行う者は、日本国民でなくてはなりません。

人権委員会を新たに創設し、人権委員の任命に当たって国籍要件を設けないことは、この大原則を曲げ、日本国民でない者に、日本国民の運命を預けることとなり、大きな問題があります。

私は、人権侵害はあってはならないし、なくなるように努力すべきと思う者です。しかし同時に、人権救済に名を借りた新たな人権侵害や、外国勢力の侵略行為もまた、あってはならないものと強く思います。

以上の理由により、私は人権擁護法に反対致します。

http://www.saitoh-hiroaki.jp/blog/?p=1357

Posted by hsaitoh on 2012年 12月 03日

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2012.11.19 ねじれ国会と衆議院解散

衆議院が解散になりました。

いよいよ解散・総選挙です。

ここ数年のねじれ国会は、「決められない、進まない」国会の原因として批判されてきました。

しかし、どの政党にも全幅の信頼はおかない(おけない)、という意識をストレートに反映できていたという意味では、ねじれ国会は近年の民意を正確に反映できていたと私は思っています。

そもそも、憲法が衆議院議員の任期を4年、参議院議員の任期を6年(半数改選のため、選挙は3年ごと)と定めた限りは、わが国政治制度は、衆参で多数党が異なり、国政が容易に前に進まない、という事態を想定していたものというべきです

そして憲法は、国政が前に進まなくなった場合の解決策も制度上用意しています。

それが、解散・総選挙です。

野田総理については、色々と申し上げたいところもありますが、憲法が想定したとおりの経路を踏み、解散総選挙を選択したことについては、一定の評価をされるべきものと思います。

あとは、それぞれの選挙区で、候補者が政見を競い、有権者の審判を仰ぐだけです。私も、3区の諸先輩、仲間とともに、全力で頑張ります

Posted by hsaitoh on 2012年 11月 19日
  • 岩船郡の住民 より:

    気力、体力、知力の3拍子揃った候補者が名乗りを挙げたこと、うれしく思います。
    日頃、岩船地区から新潟市内へ出かける機会が多く、高速道路や国道を利用しますが、新発田のバイパスにたどり着くまでが長く感じられます。
    高速道路は早くて快適ですが、バイパスにたどり着くまでの聖籠新発田と荒川胎内間は有料ですし、並行する国道、県道を走ると2倍、3倍の時間がかかります。
    道路を作ろうとすればそれに対して反対の意見を述べる人がいますが、その多くは自分で運転をしないあるいは出来ない人ではないでしょうか。私はこの夏、あえて東京から新潟まで一般道で走ってみました。夜10時に出発し、新潟到着は朝6時。実に長い時間でした。三国峠など、関越トンネルなら10分で通り抜けられるところが、一般道だと1時間以上。この差は大きいものです。そして実際に走ってみて分かることなのです。
    そのような思いから、道路の整備はこれからもしっかりとお願いしたいと思います。下越地域の振興のためには、バイパスを新発田で終わらせず、村上まで延長していただきたいと思うところです。
    バイパスの延長はすぐに出来ることではありませんが、聖籠新発田と荒川胎内の区間を無料化すれば、バイパスを村上まで伸ばしたと同じ効果が得られます。
    東名高速をはじめとする儲かる高速道路をわざわざ無料化するのは愚かな話ですが、地方の利用者がそれほど多くない道路を無料化することは一考に値すると思います。並行する国道の車線を増やしても、出せる速度に限りがあり、信号で止められることを思えば、自動車専用で安心して快適に走れる道路整備は大いに望まれるものです。馬車を曳く馬の頭数を2倍にしたところで速度は2倍にはなりません。馬を倍にせず、エンジンに置き換える・・・それは道路でもいえることです。
    よくお金がないといいますが、かつてお金がない中で、先人は東海道新幹線や東名・名神高速を作り経済発展につなげました。そのころに比べれば日本ははるかにお金持ちです。出来ない言い訳を有権者は聞きたくないのです。
    かつて長岡藩が北越戦争に敗れ石高を大幅に減らした時、支藩から米百俵が送られました。そして小林虎三郎はそれを藩士に分け与えずに売却し国漢学校の運営資金に充てました。「米百俵」で知られる話です。この米百俵こそ、今の日本、新潟、そして下越地域でもいえることではないでしょうか。
    「金を寄こせ」という住民の目先のわがままにこたえるのも選挙のためには重要ですが、5年、10年先に作って良かったというインフラを整備することこそ、現代の「米百俵」の精神です。インフラ整備がいかに重要かは、インチョン空港、プサン港に東アジアのハブ機能を奪われたことで分かっているはずです。交通のハブ機能を奪われるということは、国土を奪われるに等しいことなのです。
    さて、新潟を見れば、新幹線、高速道路、空港、港が整備されており、それなりに便利な地域といえますが、空港ひとつみても、駐車料金が異常に高いなど車社会の新潟に対応できていないこと、LCCが就航しておらず「割高」航空会社しか利用できないことなど、利用者からすれば不満がいっぱいです。やはりそれは市町村、都道府県だけでは解決できず、国が責任を持って行うことではないでしょうか。
    いずれにしても、若くて優秀、しかも国の中枢での行政経験というまたとない地元出身の逸材が、あえて安定した地位をなげうって立候補したこと、大いに頼もしいと思います。官僚出身というだけで批判される厳しい時代ですが、それは問題ではない。どんな家柄の子どもであっても、学力があって厳しい試験を通り抜ければ、国を動かす仕事にかかわれるという、非常に民衆的な制度が理解されていないことが原因です。そしてそこで厳しい修行をした人が、あえて地元のために、リスクを引き受けてもなお、審判を得ようとすることは、これはまだまだ日本は捨てたものじゃないということを証明するものです。
     
     
     
     

  • かきのもと より:

    選挙活動お疲れ様です。
    今日新潟一番かどこかで新潟3区の候補者の選挙活動の模様を見ました。
     
    わたくし個人としては、黒岩さんには負けないで欲しいです。
    また自民の列島強靭化計画、とても楽しみです。ドケンヤガージミンガーというイメージやら反対勢力は付けようとしていますが、今の信濃川に掛かる古い橋や道路を新しく、関越トンネルの補修工事など、
    雇用と周辺地域の活性化を生み出してください。
     
    負けないで!応援しています。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm19492630
     


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